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外構を業者に任せるとトラブルが起こりやすい?

マンション

外構の施工は業者任せにするとトラブルが起こりやすい部分です。家の外構は選択肢が多く、見た目の良さだけで決めると失敗します。それだけに、考えのすれ違うことが多くなりやすいのです。トラブルを起こさないためには、要望を的確に伝えることが必要です。営業マン言ったことでも、施工が始まる前にもう一度情報が的確に伝わっていることを確認することが必要となります。

外構は住宅本体以上に選択肢の多い分野です。トラブルをなくすには、事前のしっかりした打合せが必要です。初めて住宅を建てる方は、外構とは何かがわからないのではないでしょうか。外構とは建物本体以外の周囲の部分です。すなわち、物置や車庫といった付属建物やアプローチと門などが該当します。また、植栽や家の周りのフェンス、足洗場と排水桝も入るでしょう。外部の照明やポスト、表札も含む場合があります。

外構は業者任せにせず、要望を的確に伝えることが必要です。営業マンに要望を伝えただけでは、言った言わないですれ違うことになりかねません。施工が始まる前に、これまでの情報をすり合わせることが必要です。家の周囲は現地を見た目だけではイメージが湧かないので、図面やスケッチで視覚化することも大切です。

外構は別途工事扱いし、後に別の業者に依頼することもできますが、面倒になるのも事実です。一緒にしたほうが良いものは工事をしてもらい、完成に近づけることが必要です。物置は住み始めるのに必要となり、車庫の舗装やアプローチも無いとさまになりません。周囲のフェンスも本体と一緒が良いでしょう。

植栽は後で植木屋さんに依頼することもできます。日本庭園や洋風庭園などの本格的なものや、自然の風景をイメージさせるものまで、様々な方法があります。価格もピンからキリまであるので、よく打合せをしないとトラブルになります。庭石は簡単に撤去できないことから、慎重な選択が望まれます。

カーポートは屋根のあるタイプでは建築確認申請が必要となるので、本体と一緒に建てたほうが無難です。カーポートや物置は軽微な構造物ですが、粗雑に作ると暴風で飛ばされやすくなります。作る場合はしっかりした構造体が必要となります。高齢化社会を迎え、アプローチにはスロープや手すりが必要なこともあります。後で設置するのは大変なので、新築の時に設置したほうが良いでしょう。道路に面して植栽のスペースを設けると、近隣の人々を和ませることができます。